#主に購読用のブログ

#主に購読用の買い物と旅行、主に購読用的な生活について書きます。

最近のオモコー

イングランドルールが止まってからもう何年だろう、あの旅は旅行前の勤務先を退職したときに出かけたいわば傷心旅行だった。 全く狙っていなかったが、ラグビーワールドカップ開催中で、羽田発ロンドンヒースロー行きの英国航空は、ウェールズとイングランド…

イングランド・ルール(その14 たぬっとロンドン)

ルームチェンンジの交渉を終えた我々は、早速、ロンドンの街に繰り出すことにした。 まずはどこか博物館か美術館へ行こうということになった。 同行のたぬさんはあまり美術には詳しくない。 以前、清里にあった現代美術館で作品を観ていた時に、 たぬ「前来…

青椒肉絲のクルマ遍歴4

タヌカーであるBMW116i(E87)だが、とにかく走らなかった。 ある雨の日に中央道の長坂IC付近を名古屋方面へ向け走っていた時のことだ、後方からホンダフィット(2代目)に煽られたのだ。 私は走行車線にいたが、私の後ろをピッタリとついてくる。 アクセルを…

青椒肉絲のクルマ遍歴3

タヌカーとして購入したBMW116i(E87)は、フォグランプやクルーズコントロールもついてなかったが、モデル初代だからか、スピーカーは8つ付いていた。 フォグランプとクルーズコントロールは納品時に付けたかったが、タヌカーという事情で、フォグランプしか…

青椒肉絲のクルマ遍歴2

私は子供の時に読んだ、もりたろうさんのじどうしゃ、という絵本のあらすじをたぬさんに話した。 もりたろうさんという郵便配達人が長年の給料を貯めて、オンボロのクルマを買い家族に会いに行くのだが事件に巻き込まれてもりたろうさんかもりたろうさんの愛…

イングランド・ルール(その13 ロンドン丼)

ロンドン到着の翌朝、たぬさんが朝ごはんを作ってくれた。 イングリッシュスタイルで、美味しくいただけた。 私たちの屋根裏部屋、それなりに楽しく過ごせたのだが、外を直視できる窓がないのと、隣の部屋に人の気配を感じるのが難だった。 隣の部屋や廊下が…

青椒肉絲のクルマ遍歴1

試乗申し込みができないトヨタ、イケてないスズキでがっくりきた私たちはクルマ選びを一旦中断し、新居に設置する家具選びをするため有明の家具店へ出かけた。 この家具店を仮にO家具と名付けよう。 このO家具にはジェネリック品が扱われていた。 ジェネリッ…

イングランド・ルール(その12 ロンドンの灯)

ザハリントンの屋根裏に荷物を置いた私たちは荷解きもそこそこに近くのスーパーへ向かった。グロスターロード駅近辺にはウエイトローズとテスコエクスプレスがある。 前回も今回も、テスコエクスプレスは深夜の買い物かドリンクのみの時、深夜とドリンク以外…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.999

「家を買うたぬ〜」と言い出したたぬさんだったがなにかアテがあったわけではなかった。 色々不動産会社を周り、マンションを見た。 当時はリーマンショックの最中で、なかなか良い都心の中古物件がまあまあがんばれば買えそうな値段で出ていた。 当時住んで…

イングランド・ルール(その11 らりるれロンドン)

ヒースロー空港の地下鉄駅はシックな感じがした。 薄暗いや薄汚い、とは違った。 以前にも書いたが、今回はVISAコンタクトレスで入場した。 携帯のSIMは日本から持ち込んだものを挿入した。 前回は空港の手荷物受け取り場の自動販売機で購入したのだが、それ…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.99

営業車を失ったあと、私の移動車はタクシーがメインになった。 地方出張でもタクシーは貴重な足だったのだが、とある流通関係の会社に転職した時、関東近県への視察が増えた。 最初は電車とタクシーの組み合わせだったが、会社負担とはいえ立替えがかなりの…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.9

営業車のワゴンRを降りた後、私は東京へ向かった。 東京の会社へ転職したのだった。 東京なんて右も左もわからない。知り合いの不動産会社の人に紹介してもらうまま、葛西の物件に落ち着いた。 東西線の混雑が想像を絶するもので、初日からヘトヘトになって…

イングランド・ルール(その10 霧がないヒースロー)

BA8便、ボーイング777型機はイングランド人とウェールズ人を満載しロンドン上空に差し掛かった。 グリグリと螺旋を描きながらヒースロー空港へ着陸した。 我々が極東からだからか、そういうひがみ根性だからか、事実はわからないが、ヒースローの隅っこに着…

イングランド・ルール(その9 ロンドンは燃えているか)

BA8便、ボーイング777型機はイングランド人とウェールズ人を満載しシベリアに別れを告げヨーロッパに差し掛かっていた。 もちろんエコノミーで移動したよ。どうだい、エコだろ?#主に購読用 pic.twitter.com/slxonmvFfd — 青椒肉絲 (@Greenpepperair) 2019年…

イングランド・ルール(その8 ウェールズの山)

BA8便、ボーイング777型機は燃料を満載した老体で羽田空港を離陸した。 先にも書いたが私はワイドボディー機の場合、通路側に座るようにしている。 そして、真ん中の列にすることが多い。 3-4-3列の配列だと、窓側の場合、2人の出入りが発生するたびに立ち…

リコーGR3までのカメラのはなしのつづきその8

学生時代、3年生以降新しいカメラは買わなくなった。 レンズは何本か買ったが、カメラはめっきり買わなくなった。 学生時代、最後に買ったのは、以前書いたニコンNewFM2だったかと思う。 そのFM2も先に書いた通り、旅先のアメリカで壊してしまい、買い直すこ…

イングランド・ルール(その7 イギリスという国はない)

私たちが搭乗するBA8便の搭乗口はかなり端の方になる。 キャセイラウンジから歩いて10分弱の距離だろうか。 5分ではたどり着かない。 もちろん、動く歩道を使えばその時間は短縮できるかと思う。 私は、海外旅行の際にはスーツケースは預けている。 今回も預…

イングランド・ルール(その6 ここは誰?私はどこ?)

キャセイラウンジには7時30分ちょうど頃に到着した。 すでに先客が2名ほど居た。うち1人は明らかに不慣れな人で、受付でマゴついていた。 こういう受付でマゴついていたり、係員に詰め寄るのはなぜか日本のおじさんである印象があるのだが、恐らく気のせい…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.8

営業車として新車のワゴンRが私のところへやってきた。 ドアを開けると新車の香りが充満していた。 香りというか匂いというか、新車独特のものだ。 このワゴンRにはADバンにはついていなかったキーレスエントリーがついていて、なにか誇らしい気分にさせてく…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.6

0.7をアップしたが、本来であれば0.6にするべきだった。 番号を後戻りさせて先の話をするわけにもいかないので、私の実家がブルーバードの後に乗ったクルマの話でもしようと思う。 以前書いたように、ブルーバードはATの不具合というか、クセが気に入らず、…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.7

都市高速でエンジンが止まったADバンは2.3週間ほどして戻ってきた。 日産車特有のガックンATはそのままだったがエンジンはかかりやすくなった。 私はカムリを返却しADバンでの外回りに戻った。 当時、私が担当していた難クラはあちこちに店舗があり、その店…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.5

ブルーバード時代に就職のため実家を出た。 地方の会社で営業職として配属された。 職場ではデスクの支給はなかった。 フリーアドレスではなく、入社1年目の営業社員には座席の支給がなかったのだ。 朝から晩まで新規営業に駆けずり回り、案件を受注できなけ…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.4

修理したらまだ乗ることができたチェイサー(X90系)は、当て逃げ事故やその後の諸々を思い出すからか、父は手放してしまった。 次に我が家の自家用車になったのは日産ブルーバード(U14型)だった。 車格的にチェイサーからはグレードダウンになった。 当時、…

イングランド・ルール(その5 渡り鳥百景)

チェックインを済ませたたぬさんと私は、JALさくらラウンジでそれぞれの飲みものを楽しんだ。 私はテーブルで財布を国内用から海外用に切り替えた。 国内だと、薄い財布1つだが、海外では札入れと小銭入れの二つを用意する。 なるべくキャッシュレスにして…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.3

チェイサー(X80系)は母の命と引き換えにスクラップになった。 チェイサー(X80系)をスクラップにするまでの間、両親は修理の可能性も探っていたが、修理と新車の購入で費用がさほど変わらないことが判明した。 私は痛々しい母の姿を見て、クルマの購入に…

イングランド・ルール(その4ラウンジの飲み物)

私たちはチェックインカウンターでパスポートを差し出した。 「青椒様、おはようございます。お荷物は2点ですね。ロンドンヒースロー(空港)より先、お乗り継ぎはございますか?」 と、大体いつも同じな台詞を聞き、 はい、ロンドンまでです。お願いします…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.2

トヨタコロナは車検でお役御免とすることが決まった。 それまでに次のクルマを決めることになった。 両親は、トヨタ系列のディーラーへ訪問を重ねていた。 そのなかで印象的だったのはエスティマとキャバリエだった。 私の嗜好は全く反映されず、 両親はいろ…

イングランド・ルール(その3たぬさんはアップアップ)

私たちはブリティッシュエアウェイズのカウンター前に6時30分には到着した。 9時45分発のBA8便の搭乗手続き開始は7時だ。 明らかに早すぎる。 意味もなく、早すぎる。 なぜこんなにも早く羽田へ来たのか。 私一人なら絶対にこんなには早く空港へ行かない。 …

イングランド・ルール(その2羽田機場十字路口的問題)

私たちを乗せたジャパンタクシーはWATAMI前を通過した。 首都高下の信号でちょっとだけ停滞したが、順調に宅急便基地を通過し、穴守稲荷を超え、天空橋の元ロータリーだった交差点も通過した。 左手に飛行機が見えてきた、あと1回左折と右折をすれば羽田空…

青椒肉絲のクルマ遍歴0.1

切ない理由で日産パルサーを手放した母は次のクルマを物色し始めた。 立ち直りが早いのではなく都合が悪いことは忘れてしまうのだ。 あちこちに見積を出そうとしていたが、父がトヨタ車を猛烈に推し始めた。 何があったか知らないが、クルマ購入に父が介入し…