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リコーGR3までのカメラのはなしのつづきその8

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学生時代、3年生以降新しいカメラは買わなくなった。

レンズは何本か買ったが、カメラはめっきり買わなくなった。

学生時代、最後に買ったのは、以前書いたニコンNewFM2だったかと思う。

そのFM2も先に書いた通り、旅先のアメリカで壊してしまい、買い直すことはなかった。

私が次にカメラを買ったのは大学を卒業してからしばらくたった後、フジカルディアミニティアラ2だった。

このティアラ2は先に登場したティアラの後継機、というよりはマイナーチェンジ機だった。

記憶違いでなければ大学を卒業してからだ。

このカメラ、旧型はストラップを付けようとすると三脚穴が塞がってしまうミニマムなものだったが、新型はストラップ穴が別につけられ、三脚穴はそのままで三脚をつけることができるようになっていた。

そのほかは、全くなんの変更もなかったように思う。

最初に就職した会社では、商品写真や利用風景など記録するために使用していた。

また、会社の名義を使えば現像は提携先であれば無料で行うこともでき、いろんな思い出を残した。

しかし、別のブログで書いたがその会社は退職してしまい、とうとう写真を撮ることは無くなってしまった。

TC-1とは違う手軽さは忘れられず、その後、何回かの引越しでも手放すことはなかった。

次にティアラ2を使おうとしたのは、それから3,4年してからだ。

使おうとした、というのは、使おうとしたが使えなかったからだ。

新婚だった時、東北地方へ旅に行った際、旅の記録を残そうと持っていったのだ。

立ち寄ったアウトレットモールで写真を撮ろうと、フィルムを装填し蓋を閉めたところ、異音がした。

「ゴワワワワ」

明らかに通常ではない音だ。

カメラの中でなにか起きている。

蓋を開けてみたら、フィルムが飛び出してきた。

このカメラは、フィルムを装填すると最後まで巻き取って、撮影ごとにパトローネ(ケース)へ撮影済みのカットが収納されていく方式だ。

この時は何らかの不具合でフィルムの巻き上げはされるが、カメラ内で収納がなされなかったのだと思う。

当時はデジタルカメラも持っていたが、きれいに記録を残したいと考えフィルムカメラを持ち出したのだった。

予備のカメラなど持ち合わせはない。

カメラなしの旅行となった。

この時は学生時代にあれだけティアラを修理に出したのに懲りずに使おうとした、また予備を持って出なかった自分自身を呪った。

これに懲りカメラを買わなかったといえばそうではない。

つぎにつづく。

(この機種単体のレビューはほとんどなかった)

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