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青椒肉絲のクルマ遍歴3

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タヌカーとして購入したBMW116i(E87)は、フォグランプやクルーズコントロールもついてなかったが、モデル初代だからか、スピーカーは8つ付いていた。

フォグランプとクルーズコントロールは納品時に付けたかったが、タヌカーという事情で、フォグランプしか、装着は認められなかった。

都内で走行するのに、フォグランプが必要なのか、と何度もたぬさんに詰められたが、安全の観点でこれは譲らなかった。

この初代、風雲たぬき号はおそらく、歴代たぬき号の中では最も走行距離が長いものになる。

初めてのマイカーである嬉しさで、どこへ行くにもクルマで出かけたし、クルマで出かけられるところにしか、出かけなかったと思う。

例えば、今なら、成田のアクセスはスカイライナー一択だが、当時は余計な時間とお金をかけてクルマで出かけていた。

このクルマを購入した翌年、東日本大震災が発生した。

震災当日は出張で不在にしており、BMW116i(E87)に乗る機会はなかった。

(この出張の話もいずれ別の機会にする)

震災の翌々日に帰宅したのだが、そのあと灯火管制とも言える、節電のため街灯が半分ほど消灯する策がとられた。

夜間の道路はもちろん、トンネルは昼間でも半分しか、照明点灯がない、また自動車も燃料不足や自粛モードなどがあり、走行は少なかった。

東京の道がいっぺんに田舎の道になった。

その時にフォグランプは威力を発揮した。

暗い街路を照らしながらしみじみ、フォグランプの装着を主張してよかったと思った。

ちなみに、このあと、購入したクルマには、オプションで選択するか、装着済みでフォグランプが付いている。

2010年段階で5年落ちのモデルだったため、

今なら当たり前のカーナビは装備されていなかった。

ナビはアマゾンで後付けのカロッツェリアを購入した。

後付けながら、トンネルなどに入ってもしばらくはナビをする。

ただ、首都高でトンネル内に分岐があるような場合、ほとんど役には立たなかった。

最初のマイカーということもあり、非常に思い出深い。

このクルマで色々なところへ出かけたし、楽しいこと悲しいこともたくさんあった。

では、もう一度、コレクションでE87型BMW116iに乗りたいかというと、答えはノーだ。私自身がそれほど、カーマニアじゃないことと、運転そのものにはさほど、興味がないからでもあるが、真の理由はこのクルマの性能に由来する気がする。

このクルマ、止まる曲がることに、色々と難癖があったのだが、

それよりも、とにかく本当に走らなかった。