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リコーGR3までのカメラのはなし

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写真を始めたのは高校時代からだ。

元々放送部が希望だったが、なんかの加減で放送部には入らなかった。

高校には写真部があり、その門を叩いた。

最初の1年目は写真よりもメカに興味を持った。

写真部に入部するとはいえ、何万円もするカメラを新調してもらえるわけではなく、家にあった母のお下がりのカメラを使うことになった。

そのカメラで最初に撮ったフィルムには何も写っていなかった。

フィルムの装填に失敗しひたすら空シャッターを切っていたのだ。

フィルムの装填はなんとかできるようになったが、ワインダーが欲しくなった。

ワインダーとは自動巻き上げ機のことだ。

よく、アイフォンとかでカシャリと音がするが、あれに近い音を発する。

私は、あのアイフォンのシャッター音は、フィルムを巻き上げるモーターの音が含まれていると思っている。

そもそもシャッターだけではあんな盛大な音はしない。

ワインダーに話を戻す。

しかし、これには家族が反対した。

無駄遣いというのと、そんなものをつけると古いカメラが壊れるというものだった。

壊れる、という主張はどこからともなく現れてきたカメラが趣味だった祖父だ。

祖父は、ワインダーの代わりに当時最新のキヤノンEOS1000の購入を持ちかけてきた。

フィルムは自動巻で非常に扱いやすそうだった。

当時、祖父はEOS10という機種を使っていたと思う。

私はカタログを取り寄せて、キヤノンのカメラの検討に入った。

そんななかでEOS100が目に留まった。

当時、キヤノンの最上位機種であるEOS1にしか搭載されていなかったサブダイヤルを搭載していた。

あとはストロボが自動でポップアップする。

私は高校1年生から大学2年までこのカメラを使うことになる。

地元のディスカウント店で、純正のキットレンズとシグマの直進望遠ズームのセットと三脚とカメラバックも一緒に購入した(買ってもらった)。

三脚は高校の3年間、カメラバックは大学の2年まで使った。

今から振り返ると、コンテスト入賞や予選通過の件数だけなら、単体ではこのEOS100が一番だったような気がする。

(つづく、、、)

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