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イングランド・ルール(その4ラウンジの飲み物)

私たちはチェックインカウンターでパスポートを差し出した。

「青椒様、おはようございます。お荷物は2点ですね。ロンドンヒースロー(空港)より先、お乗り継ぎはございますか?」

と、大体いつも同じな台詞を聞き、

はい、ロンドンまでです。お願いします。

と答えた。

「お手持ちのE-チケットでも搭乗できますが、紙のチケット、お出ししましょうか?」

と聞かれたので、

あ、はい。ところでプレミアムエコノミーへのアップグレードは可能ですか?

と返したら、カウンターのお姉さんの顔が曇ったように見えた、

「えーっと、今日は満席のご予約をいただいておりまして・・・(カタカタカタ)、はい、満席です」

え?満席?

「はい、満席でございます」

あらら、そうなんですかぁ。アッパークラスのみ満席ですか?

「いえ、エコノミーもほぼ埋まっております」

とのことだった。

たぬさんが、「ビジネスも満席ですか?」と聞いたが、お姉さんは即答で、

「はい、満席です」

と答えた。

仕方なく私たちはエコノミークラスのチケットを受け取り、カウンターを後にした。

私は、まるで当てもなく早朝から羽田へ来ていたわけではなく、残席情報をチェックし、前日までの各クラスの混み具合をwebサイトでチェックしていた。

前日までは数席空いているように見えていたのだ。

朝イチで空港に行けばアップがとれるかなぁ、と踏んでいたのだ。

「肉絲に騙されたぬ」

と言ったが、元々、エコでも十分に楽しめる私は、とりあえずたぬさんの機嫌を直すことを考えていた。

そうだね、とりあえず、なか(制限区域)に入ろう、と言った。

私たちはセキュリティを通り、自動化ゲートへ向かった。

顔認証ではなく指紋認証の方だ。

指紋認証ゲート、使っている人が圧倒的に少ないので、日本での取り組みとしては失敗かもしれないが私にとってはいつでもすんなり通れるありがたい存在だ。

私はすんなりと通ったが、たぬさんがなかなか通らない。

あれなら有人のゲートの方が早いといつも思うのだが、四苦八苦し、たぬさんもなんとか通過した。

時刻はまだ7時15分頃だ。

私が好きなキャセイラウンジはまだ開いていない。

まずはJALサクララウンジへ向かう。

たぬさんはまだぶつぶつ言っていたが、ラウンジについてきた。

私たちは適当な席を見つけ荷物を置いた。

私が荷物を見ているから、たぬさん、飲み物か食べ物でも好きなものとっておいで、と言い私は新聞を開いた。

たぬさんはカレーライスを盛ってきた。

なにこれ?と聞いたら、

「明太カレーだぬ〜!」とのこと。

正月の香港行きの際は、焼きそばカレーだった。

この後、キャセイラウンジで坦々麺食べないの?もういいの?

と聞いたら、

「坦々麺も食べる」と、

飛行機飛び立ったらすぐにロシアの手前頃にはご飯出るよ、というが聞かない。

たぬさんが席についたので今度は私が飲み物を取りにいく番だ。

私は休暇の朝と言うことで、「飲むパン」をいただくことにした。

二人とも飲み物がそろった。

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