私はなるべく物ごとを決めないことにしている。
もちろん、仕事(業務)では決めないといけないことだらけなので、
合っているかどうかはさておき、どんどん決めていく。
合っているか間違っているかの判断基準はいかに迅速に決めていくかだからだ。
早く決めて、間違っていることに早く気付けばリカバリーが利く。
もちろん、間違えないことが一番だ。
なので、普段はなるべく決めないことにしている。
肝心の判断時に、余計な判断ごとで煩わされない様にしていたいからだ。
なので、なるべく、決めないよう、日々の生活を設計している。
例えばその日に着る服や靴はローテーションにしてある。
下着や靴下は同一メーカーのものを揃えているので
揃いを探す必要はない。
靴は全く同じ型番のものを5足揃えているので、
それを順番に履き、週末に磨けば問題ない。
スーツとワイシャツもそれぞれ同一メーカー同一サイズで揃えている。
着るものに関して、朝から迷う要素は存在しない。
朝食も同様である。
コーヒー、ヨーグルト、ゆで卵が基本だ。
ゆで卵はジョギングを休んだ日は食べない。
朝、自宅を出て会社へ向かう中で、私が決めるものは、
自宅を出るまでに行う家事のうち、オプション設定しているものだけだ。
洗濯と皿洗いはデフォルトで組み込まれているので、
それ以外、平日にやっておく家事をオプション表から1か2選べばよい。
他にも自家用車の車種、自宅、などなど。
まあ、一事が万事、私生活においては何も決めない。
判断ごとはメシの種である仕事に集中させてある。
私生活において、何も決めないので、外食の時も例外なく何も決めない。
決まっているのはドリンク(ビール)のみだ。
あとは家人や同行者に決めてもらう。
では、ひとりの時はどうするのか?
やはり、飲み物以外は決めない。
私がひとりで行く店は、だいたいコースか「おまかせ」の店にしている。
決めないことが苦手ではなく、決めないことに決めている。