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期待値調整と期待しないということ(ホテルにて)

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人生とホテルには期待値調整が必要だと考えている。

リッツカールトンで受けるサービスと東横インでうけるそれが同等でないことは

普通の人なら知っていると思う。

東横インに泊まる際に、サービスレベルや設備についてリッツと同等は求めないだろう。(普通は)

 

要はそこで、期待値の調整が働いている。

 マクドナルドへ行ってマキシムのような味やサービスは求めないと思うけど、

万が一、マクドナルドでマキシムの2割引くらいのサービスを受けたらどうだろう。

(マキシムの2割引がどんなんかわからないので想像だけど)

期待していない分、嬉しいのではないだろうか。

 サンフランシスコ国際空港へ向かうタクシーの中で、ふと見たチェックイン画面で、

「あなたの座席はアップグレードされました」

と表示された時はどうだろうか。

もともと期待していなければ、

「あ、これがインボラか。せっかくのビジネスクラスだからキスカ島の通過時間を聞いてみよう」

だし、逆にアップグレード慣れしていると、

「ふん、遅かったな」

のひとことだけかもしれない。

これ、逆にインボラがなかったら、

前者なら、なにも起きないけど、後者だと

「なぜ、オレにアップがないんだ!(怒)」

となるかもしれない。

この辺の期待値調整がうまいのがホテルだ。

通常の思考を持った客の期待値の範囲で仕事をしてくる。

掃除、サービス、応対諸々、

なので、ホテルではのんびり過ごすことができる。

期待の範囲を下回っても上回っても、不満が出るのがホテルかもしれない。

下回った場合は、「金返せ」

上回った場合も。「(その分)金返せ」

なのだ。

人生、何を楽しむかは各々の勝手だけど、

期待値調整と期待しないことをうまく使い分けると、それなりにストレスなく生きていける気がする。