金沢にバスで着いた我々は一瞬タクシーでの移動も考えたが、空港バス券についていた市内バス券を使って移動することにした。
H氏と私は別々のホテルだった。
近江市場停留所で降りて各々のホテルに向かった。
私のホテルはホテルパシフィック金沢というホテルだった。
おしゃれホテルがどうの、とかではなく手ごろなホテルがすでに埋まってしまっていたためだ。
チェックインが21時までで美術館の開館時間との兼ね合いであらかじめチェックインが必要な私の都合で、ホテルに先に回ることとなったのだ。
チェックインを済ませ、部屋に入ったら移動の疲れがどっと出た。
荷物を片付け、部屋のチェックをしていたらH氏からメッセが届いた。
メッセ的には、ホテルのチェックイン対応中と読み取れたのでのんびりロビーに降りたらH氏がすでに到着していた。
21世紀美術館へ徒歩で向かった。
時間が遅かったため、城跡を抜けることができず、城跡をぐるりと回る形で15分は歩いただろうか。
歩いて美術館へ向かう途中、H氏の美術に関する見識をいくつか聞くことができ、非常に有意義だった。
金沢城跡は煌々と照らされていて、魅惑的というよりはインスタ映え狙いな印象を受けた。
それでも、ここが北陸の首都で富や文化が集約されている場所であることを感じずにはいられなかった。
途中、迎賓館の裏側のガラスドームを悪趣味と酷評していたら美術館に着いた。
ちなみに翌日、ここでランチを食べた。
https://twitter.com/teppei101e/status/1332537935959232513?s=20
21世紀美術館のエントランスを探しながら歩いていると、T氏が合流した。
T氏のテンションは夜だろうが昼だろうが日本だろうが海外だろうが変わらない。
夜に会うと、周りが1.5段ほど明るくなる印象だ。
入り口の検温を済ませ、チケットカウンターへ行ったが、そのまま通ることができた。
今回は、T氏とH氏のレクチャのおかげでチケットの事前購入をしていたからだ。
私はこれまで何度も前を通るだけだった21世紀美術館にT氏とH氏のガイドで無事に入ることができたのだ。
いよいよ、待ちに待った21世紀美術館の堪能が始まる。(つづく、かな)