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スターバックス富山環水公園店のつづき

おっさん3人で富山県美術館をそのまま観に行くことにした。

富山環水公園は世界各国の水辺なものをかき集めて詰め込んだ風情だった。

私は、市長や議員たちが海外視察し、そのあまり上手ではないスナップショットを担当部署に提示し無理やり計画したのではないかと勝手に想像した。

私はこれを「市長の陰謀」と名付けた。

バランスが悪い橋や水鳥、点字ブロックなどを「市長の陰謀」と認定しながら富山県美術館へ向かった。

二日酔いの頭を抱えながら、その設置物が承認される会議などを数々の市長の陰謀として、再現しながら歩いた。

スターバックスから5分弱で富山県美術館についた。

入り口と思われるガラス戸の前に立ち、再度、富山環水公園を見渡しながら市長の陰謀を探していると、扉の向こうから警備員の人が、ここは入り口ではないと言いに来てくれた。

この日は、企画展として富野由悠季展が開催されていた。

https://tad-toyama.jp/

もちろん、私たちはパスすることにした。

開館前に大きなお友達たちがどんどん並び始めた。

受付で、「常設大人一枚」と告げると

企画展は見られませんがよろしいですか?と聞かれたので、

「はい、常設で大丈夫です。」と答えた。

H氏がトイレへ行っている間に、私とT氏はエスカレーターで上の階へ進んだ。

そこにはソファーがあり、富山の山々と公園ビューとしてスターバックス、そして団地とNTTの鉄塔が景観にコントラストを添えていた。

雄大な景色からすると市長の陰謀である富山環水公園は箱庭どころか盆栽の風情すら感じられた。

H氏が合流し、私たちは展示スペースに進んだ。

https://twitter.com/teppei101e/status/1332874913443586050?s=20

幸い、常設展に進む他の客はおらず、最初から最後まで私たちの貸し切りで常設展を楽しむことができた。

展示内容は、普段知っている作家のメジャーじゃないものや、昔からよく知っているがリアルに観たことがないものなど、一貫性よりも陰謀の匂いを感じるものだった。

富山県美術館を観終わり、いよいよ予定の訪問を終了した。

私とH氏はチェックアウト、T氏は昨日の元気炉へ再訪するための用意を取りに、各々の部屋に引き揚げた。

昼に富山駅集合ということになり、私は富山環水公園店でもらったワンモアコーヒーチケットを握りしめ、駅のスターバックスへ向かった。

(つづく、もうちょいね)

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