先輩は基本的に鉄道ファンだ
いわゆる鉄ちゃんだ。
そんな僕も高校までは鉄道ファンだった。
彼は運転免許を持っていない。
周りの皆で代わる代わる運転手をし、彼の作家活動を応援している。
この時も僕が運転手で
山陰の某市から山陽の某市まで抜けていくようなルートを運転した。
3日間で500キロ以上かな。
朝は早いし、夜は日暮れても動き回るし、
なかなかハードだが、
大学の人間模様を克明に把握しており、移動中に聞ける醜聞が
なかなか面白く、年に1回は山道を運転している。
日本各地の山も、そろそろ雪解けが始まるだろうし、
そろそろ、先輩に連絡を取ってみるか。