最近、JPNタクシーで車椅子対応の拒否がニュースになっていた。
本来であれば、バリアフリータクシーという売り文句であったが、
乗車降車に時間がかかるそうだ。
コンフォートやノアなどの改造でなんとかならなかったのか、と思う。
せっかく磨き上げてきたプロダクト(コンフォート)を捨てて、
FRからFF、クラウンベース(セダン)からシエンタ(ミニバン)への変更し、
コンフォートよりも値上がりとなるとなかなか厳しい感じがする。
加速や登坂性能だけ見ると、JPNに軍配があがる。
しかし、重心や駆動方式の変更で乗り心地は悪くなった。
ハイブリッドモジュールを搭載させるため、他の要素(特にボデー)を
軽量化しているのか、剛性感が足りない。
あと、荷物が載せられない。
載せられないとは語弊があるが、スーツケース2個までが限界。
ベビーカーはものによってはトランクに載らない。
これはなかなか厳しいと思う。
開発側は、入念なマーケティング調査を実施して開発したのだろうが、
調査に協力してくれる母集団(回答者)の属性をきっちり精査したのか、
非常に気になる。
一体、誰の声を聞くと、こういう乗り心地の悪い、荷物の積めない、割高な車体が販売されるのか。
これは、問題だ。