通勤路の植物は大きく分けると2種類のものがある。
まず「公式」に植えられたもの、そして「非公式」に植えられたものだ。
「公式」のもののほとんどと「非公式」の一部は放っておいても育っている。
もちろん、剪定などは入るのだろうけど。
そして「非公式」の多くは1日でも放っておくと枯れる類のものだ。
この「非公式+構ってちゃん」の中に、時々例外があり、
構っている間にたくましく育ってしまい、手に負えなくなってしまうものがある。
「公式」の街路樹を駆逐し、我が物顔風に陣取っているヤシの木もどきを見ると、
なんだか笑ってしまう。
ただ、「公式」を駆逐してしまった以上は「仇討ち」に遭うこととなる。
いわゆる、伐採というやつだ。
一応、行政が行う事業なので、あらかじめ心当たりがある人は引き取れ的な、告知というか伐採予告がなされる。
もちろんというか当然の成り行きだけど、
「はいはい、僕が植えました、家に引き取ります」なんて申し出る人は出てこないわけで
伐採が行われる。
植物は勝手に大きくなったわけではないのに、そういう場面でに出くわすと、切ない・・・。