トビリシの市内を歩いていると、大きな通りはもちろんだが、
信号の少なさとロータリーの大きさを目の当たりにする。
峠道をウネウネ走っていると、いきなりモニュメントが現れたり、
それとは不釣り合いは手彫りのトンネルが続いたりする。
このモニュメントはその一つ。
色々と共産主義や集団生産、ソ連との協力(動員兵)が描かれているが、
よくよく見ると、ソ連に対する敬意というよりは、皮肉というか、敵意を感じる部分がある。
まあ、取り方だし、取られ方だから、賛美や感謝とも受け取れる
ソ連が崩壊し、共産主義政権が崩壊した今となっては、このモニュメントからは
解放されたいという内なる思いしか感じない。